産地の特徴

全国トップクラスの日照時間

静岡県西部地域は、温暖な気候で日本屈指の日照時間を誇り、多くの品目が生産できる魅力的な産地です。
また標高の高い愛知県豊根村、長野県売木村の産地と連携、東海地区を縦貫リレーし、年間を通じて安定供給できる体制を構築しています。

地域資源を有効活用 ~ガラス温室~

静岡県西部は温室メロンの一大産地であり、高級ブランドメロンとして全国的に有名です。
その温室メロン栽培を支えるガラス温室は、太陽光を集積しやすいよう、南面の屋根面積を広くし、360度ガラス張りとなっています。
アグリサービスジャパンはこのガラス温室を地域の資源と捉え、メロン以外の品目にも積極的に活用しています。
温室メロン栽培で培った技術を生かして病害虫対策や水やりのコントロールなど効率的かつ高い生産技術で高品質な野菜を作っています。


生産者のご紹介

青島 利夫 さん
静岡県磐田市
生産品目 夏/ルッコラ、水菜、ミニキュウリ 冬/ルッコラ、水菜
青島さんはご夫婦力を合わせて仲良く野菜作りをされています。元々の仕事を辞めた後、知人の紹介でチンゲン菜の栽培を始めたのがスタート。野菜作りのプロフェッショナルです。日照時間が長く、温暖な静岡県のこの土地は、良い野菜を作るのに恵まれています。畑や野菜を丁寧に観察しながら、その日の作業を進めていく。夏の暑い時期のハウス作業や、予測できない災害に対するハウスの維持など大変なことも多いそうですが、自然に寄り添いながら丁寧に野菜作りをしている青島さんご夫婦。みずみずしい水菜やミニキュウリはとても美味しく、是非みなさんにも召し上がって頂きたいです。
鴨川 幸治 さん
静岡県御前崎市
生産品目 夏/茄子(筑陽、イタリアナス)、ビーツ 冬/サラダケール、芽キャベツ
「他業種の経験を積んだ後、就農して10年が経ちます。農業に専念することになったきっかけは近くに筑陽茄子の生産者の方がいたのですが、その筑陽茄子がきれいで!こんなにきれいに茄子が出来るなんてすごいなと感動し、つくってみたいと思いました。朝早く、夜は遅く、休日が無くてもこの仕事が好きだと思えるのは、やってみたいことと目標があるから、そして農業が好きだからかもしれません。野菜を買ってくれた人、食べてくれた人の笑顔を見られるのが遣り甲斐。一歩ずつでも前進して、去年より今年、今年より来年と発展し、野菜で社会に貢献することが目標です。同じ量・品質で出荷を維持したいけれど、求めてくれるお客様がいても出荷できない時も。それが一番苦しいので、出来る限りリクエストに応じられるようにしていきたいと考えています。」いつも前向きで、生産物に愛情を持ってお仕事をされている鴨川さん。誰に対しても丁寧な対応をしてくれる優しさと実直さが、育てる野菜にも影響していると感じます。
小林 大伸 さん
静岡県袋井市
生産品目 夏/バジル、セルバチコ 冬/セルバチコ、サラダケール、サラダ春菊
花やレタス栽培等を経験し、現在はバジル、セルバチコなどを納品してくれている小林さん。「大地の恵みをもらって育つハーブを、安心して食べてもらいたい。生きることは食べる事でもあります、だから体に良いもの、そして食べる喜びを感じられる美味しいハーブを追求しています。水や肥料のやり方など日々試行錯誤ですし、同じことをやっているはずなのに同じようにできるわけじゃない。思い通りにならない事も多いですが、創意工夫できるのが良いところかもしれません。定年がなく、自分の頑張れるところまでできる仕事ですから、まだまだこれから!工夫を重ねていきたいです。」生命力あふれるハーブ畑から、美味しくお届けします。
末次 トニー さん
静岡県磐田市、愛知県北設楽郡豊根村
生産品目 夏/ケール、サラダケール、ルッコラ、水菜 冬/ケール、サラダケール、ルッコラ、水菜、パクチー
故郷ブラジルでの農業経験を活かし、日本でも野菜づくりの仕事をしています。食文化の違うブラジルでの食材の調理方法や、野菜がどんなふうに売られているかなど、トニーさんから教わる情報は“目から鱗”の発想も多く、とても為になります。良いものをお互いに取り入れながら、より良い野菜づくりについて話したりもしています。「農業は天候や気温に左右され、一筋縄ではいかないところが大変であり、うまくいったときは喜びになります。美味しく食べてもらえるように一生懸命つくっています。」とトニーさん。穏やかで優しいトニーさん、休みなく働いていながら、家族との時間も大切にしているそのライフスタイルもステキです。
鈴木 啓道 さん
静岡県袋井市
生産品目 夏/バジル 冬/バジル
バジル一筋、本場のバジルを学ぶためイタリアへ行く程の情熱を持って栽培をされている鈴木さん。一年を通してガラス温室でバジルを栽培しています。夏は強い日射しを遮るため温室内に遮光カーテンを、冬には温水ボイラーで加温することによって年中肉厚で柔らかな品質を保っています。「自分の手でイチから育てるからこその楽しさ、そして収穫までに色々な苦労がある分、収穫の喜びは大きいですよ。特に大切にしていることは、土づくり。土の中のバランスが悪いと、植えた苗が根付かず成長にも大きく影響してきます。良い土は苗にとって何より大切です」と話してくれました。週間納品予定通りに間違いなく納品してくれる鈴木さんのバジルは、天候による影響も少なく、安定供給でお届けすることが可能です。